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文化としての国語

さて、高等学校で教えられる中で、まず始めに取り扱うのは国語という教科についてです。小学校、中学校における国語は「国語」という一つの教科ですが、高等学校からはそのスタイルから変更が加えられ、「現代文」と「古典」という2つの教科に分けられることになります。ではなぜこのように分野が分けられるのか?中学校でも古典は取り扱われるのだから、その時点で分けていないのには理由があります。中学校の古典は、あくまでも古典の世界に馴染み、日本の風土について理解を深めた上で、「現代」の文章、あるいは考え方との相違点を見つけていくのが目的でした。しかしながら、高等学校からの両者の意義には変化があります。高等学校における「古典」は、あくまで「古典」として読むための教科であり、そのために当時の風土を理解した上で、当時の文化に則って考えなくてはいけなくなります。そのため、中学校時代には単語単位や文章単位であった古典教育が、文法単位、文節単位へと変化し、より細かく、より詳しくそれについて見ていくことになります。この変化は、生徒たちにとってはそれほど大きく関わってくることではありませんが、教える側にとっては大きな違いがあるために、こうして「現代文」と「古典」という2つの分野に分けて授業が行われることになるのです。そこで今回は、そんな「現代文」については、どのようなものが取り扱われ、どのように考えるのが良いのか、そして「古典」を更に二分する「古文」と「漢文」についても、どういった扱い方がされるのかを、より詳しく見ていきたいと思います。

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